ストーリー シーズン8

レイチェルと結婚したマイクはシアトルで新生活を始めるために事務所を去り、スペクター&リットとゼインが合体して新事務所が誕生した。だが、まずはハーヴィー、ルイス、ロバートの誰がトップネームの地位に就くかで議論は紛糾する。またハーヴィーとロバートは競合会社をそれぞれクライアントに持っているため、今後はどのように処理に当たるかでも激しくやり合う。最終的にハーヴィーとロバートのどちらが先に、利益が対立する競合部門を手放すようクライアントを説得できるかを競うことになる。ハーヴィーは自分のクライアントでははなく相手のクライアントに工作を仕掛けるため、 腹心の部下であるアレックスを使うことに。ロバートもまたハーヴィーと同じ作戦で、以前から敏腕フィクサーとして使ってきた女性弁護士サマンサに汚れ仕事を任せるが……。一方、ルイスは合併によって生じた余剰アソシエイトのリストラをカトリーナに一任する。だがカトリーナが業務成績のデータを元に剪定したリストラ候補者ブライアンが含まれると知って激怒する。人選に私情は禁物だと信じるカトリーナは反発するが、ドナは数字に表れない人間的価値に目を向けるようアドバイスをする。またドナは、マイクという唯一無二の相棒を失ったことがハーヴィーに与えた影響の大きさを密かに心配していた。老獪なロバートとサマンサの策略に対して、経験値の差があるハーヴィーとアレックスはどう立ち向かうのか? パートナーへの出世に邁進するカトリーナ、そして新たなる火種となりそうなサマンサの存在が新事務所にどのような影響を与えるのか。波乱含みの船出の中、それぞれの思いが交錯しながら厳しい業界での生き残りをかけた新たな闘いが始まる。