SUITS/スーツ

ハーヴィーの現代的なエグゼクティブスタイル、マイクのフレッシュなスーツスタイリング、さらにルイスのベーシックな着こなしなど、最旬のNY流スーツコーディネートで全米の注目を集めている「SUITS/スーツ」。周りを彩る女性陣もそれぞれの役柄にあわせた、最新のファッションを劇中で披露しています。スーツの魅力をあらためて全米に知らしめ、ブームまで巻き起こしている「SUITS╱スーツ」の各キャラクターのファッションを細かくチェックして、NYトレンドを先取りしましょう!

  • マイク・ロス

    今時の若者らしい、タイトなスーツシルエット

    タイトなスーツに、小襟シャツ&ナロー(幅が細い)タイがマイクの定番。物語初めでは大衆的なスーツを無造作に着ていますが、徐々に素材やブランドなどがグレードアップして良いスーツを選んでいっているのが分かります。クライアントの依頼やハーヴィーの指令をこなすため、さらに自転車通勤にも最適なストレッチ性の高いスーツをセレクト。バーバリーやジー・ゼニアなどトレンド感溢れるフレッシュなスーツブランドを着用しています。

  • ハーヴィー・スペクター

    力強さとお洒落を両立したエグゼクティブスタイル

    ハーヴィーは基本3ピースのスーツスタイルです。ただし古臭さはいっさい感じさせず、現代的なデザイン&シルエットが特徴。トム・フォードのオーダーメイドスーツにブリオーニやカナーリのワイドスプレッドシャツ(※1)、そしてレジメンタルタイ(※2)を合わせた装いは、まさにデキる男そのもの。美しい光沢を放つ高級生地をセレクトし、身体にジャストフィットしたスーツを常に着こなしている、まさにNYエグゼクティブスタイルです。

  • ルイス・リット

    さりげないお洒落は影の功労者ならでは

    常にベーシックなスーツスタイリングを心掛けているのがルイス。ハーヴィーに比べると一見地味ですが、キチンと身体にフィットしたジャケット&パンツや趣味の良いネクタイ選びなど、実はかなりのファッショニスタです。エルメネジルド・ゼニアやカナーリなどの老舗ブランドのクラシックなスーツやシャツを着用し、全体的に落ちついたトーンで揃えています。日本のミドルエイジが参考にしやすい、「基本のき」を押さえたお手本的なスタイリングです。

【用語解説】 ※1 ワイドスプレッドシャツ・・・1920~40年代のファッションに多大な影響を与えた英国ウィンザー公。彼が好んで着用したことから ウィンザーカラーとも呼ばれるこのカラーは肩幅のあるがっちりした体型によく似合う。 ※2 レジメンタルタイ・・・英国の連隊旗に似た斜めの稿柄のネクタイ。
  • ジェシカ・ピアソン

    NYで成功した象徴的なウーマンスタイル

    クライアントの前での凛としたスーツ姿からパーティーでの艶やかなドレス姿まで、成功した大人の女性としての着こなしは必見です。スタイルが良く長身なので、モードからクラシックまであらゆるファッションを自分のものとしています。アルマーニやアントニオ・ベラルディなどハイブランドを着用し、ゴージャスなジュエリーでクラス感を演出しています。足元はクリスチャン・ルブタンをメインに、トレンド感のあるシューズをセレクトしています。

  • レイチェル・ゼイン

    健康的でセクシーなスタイルは若い女性のお手本

    若くてスタイルの良いレイチェルは、さまざまなオフィススタイルを披露しています。OLファッションの基本となるシャツ+ニット+スカートの組み合わせやワンピースなど、日本の女性にもそのまま参考になる着こなしが多数見られます。ニューヨーカーから溺愛されているエトワール・イザベル・マランやザックポーゼンなど最旬ブランドを上手く取り入れ、ラルフローレンやJクルーなどの定番的なコンサバブランドと組み合わせています。

  • ドナ・ポールセン

    落ち着きの中に華やかさを添えた秘書スタイル

    ハーヴィーの優秀な秘書として活躍するドナは、落ち着きのあるスーツスタイルがメイン。マックスマーラやヒューゴ・ボスなどベーシックなブランドをベースとし、色めも押さえた大人の女性を感じさせるファッションです。シューズにセレブリティ御用達ブランドのスチュワート ワインツマンやオルセン姉妹がプロデュースしたエリザベスアンドジェームズなどを取り入れ、トレンド感をミックスしているところにも注目!